2019年3月17日日曜日

コスモダンスの王

ナタラージャ(踊っているシヴァ)はヒンドゥー教の神です。ナタラージャの重要性、そしてなぜナタラージャ像がCERN(欧州原子核研究機構)に保管されているのかについて話したいと思います。

ナタラージャ像はCERNに保管されており、そこではナタラージャ像の前で儀式が行われ、また像について多くの研究が行われていると言われています。
なぜこの像がCERNに保管される必要があるのでしょうか?



まず第一に、CERNは世界最大規模の素粒子物理学の研究所です。
CERNは大型ハドロンコライダーを所有しており、主に世界がどのように創造されたかについて研究しています。最近、神の粒子について発見がありましたが、CERNの実物理学者達はナタラージャのポーズが原子の構造に似ていると強く信じています。原子は分割不可能な存在であること。
言うまでもなく、現代物理学はナタラージャが原子内の電子の動きに似たダンスポーズであることを示しています。


ヒンドゥー教のテキストによりますと、「シヴァはアナンダタダヴァム(至福のダンス)を踊り、それによって宇宙を構成するすべての星や生命が生まれた」と書かれています。宗教の古い価値観には当時の科学が詰め込まれている、と日本でも考えらていることがありますね。宗教と科学には密接な関係がありますよね。科学的思考の要素は古代異教徒、イスラム教、仏教、そしてキリスト教の学者たちにも開拓されました。

今後は寺院や神社、モスクや教会に行くときは、それらを神聖な場所と見なすだけではなく、科学研究所として見るのも面白いでしょう。

ご意見お聞かせ下さい。

1 件のコメント:

  1. とっても すごかった です。小さいことでも深い意味があるんですね。

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